333日間(仮)とにかくやってみます。

333日間(仮)とにかくやってみます。

資格0、スキル0、三日坊主OLが会社を辞める(仮)までの333日間

美容としての宝塚歌劇。私がスカートをはけるようになるまで。

 

いつの間にか「普通のOLさん」と化している事実がまだ受け入れられない、くりんです。

 

AB型魂に火がついた。「普通」が苦痛!!

そんな日々をあと324()で打破しようとするブロクです。

 

宝塚歌劇を見に行ってまいりました〜〜〜〜〜^^^^^^

 

趣味のひとつなんですけどね。

ファンクラブに所属しているわけでもないですし、観劇回数を何度も重ねるほど熱心というわけではないですが、大劇場公演は各組1回以上必ず観劇しております。

歴は4年…近くでしょうか…?毎回楽しみに拝見しております。

 

先日、「タカラヅカカフェブレイク」というタカラジェンヌをゲストにお招きしトークをする番組内で

芸能界でも有名な宝塚ファン、ゴールデンボンバー歌広場淳さんがこんなことをおっしゃっていました。

 

「宝塚は美容法です。」

 

いや、ほんとこれ、真理だかんな

 

スカート1枚持ってない女が宝塚観に行くようになってスカートを買った

初観劇は「Tシャツ、ジーパン、スニーカー」で行った女です

私は子供の頃からずっと、スカートが苦手で、制服も嫌なくらいでした。

女性らしい服装が好きじゃないというのもあったし、ボーイッシュな服装が大好きだったんです。(今もそうですが)

 

大劇場に初めて行った際には、まだどんなところかも分からず、もちろん一人で

特に何の前調べもなく「とにかく蘭寿とむさんに会いたい」という一心でした。

 

大劇場で私は愕然とした。

 

私…浮いてる…

 

それはそれは恥ずかしかったのを覚えています。

周りにはアッパークラスの奥様方や、着物姿のおばさま、娘役さんのように可愛らしいワンピースを着た女性たち。

 

私…なんでこれで来たんや…

 

※もちろん、特に気負ってない格好の方もたくさんおられますし(別に悪いことではない)男性もおられますし、でもその時は初めてだったので飛び抜けた人ばかり印象に残った。

 

「観劇服」「観劇カバン」「観劇シューズ」を買うようになった

再度言いますが、観劇は別に普段の格好で何も問題ないです。派手なドレスでも着て行ったら、それはそれで浮きます。

 

ただ、ジェンヌさんたちの私服や、劇場にいらっしゃる美しい方々のお姿を見ていると、自然と「ああいうふうに綺麗に服を着こなしたい…」と思うようになってくるのです。

 

この時点で、決してフリフリのワンピースやスカートを着たいとは思わなかったです。

ただ、シャツが元々好きだったので、カジュアルなシャツはやめて、ツヤ感のある素材や形の綺麗なものを買うようになりました。

布製のカバンはやめましたし、スニーカーも大好きだったのですが革靴を買ったりし始めました。

 

極端に美しいものに触れると、自然と自分もそうありたいと思えてきてしまうのです。

 

観劇用コーディネートが楽しくなってきた

例えば

  • 今日は雪組さんを観に行くので緑色を服に取り入れてみよう!とか
  • 組モチーフのネックレスをつけていこう!とか
  • 今日出ているジェンヌさんの私服を真似てみよう!などなど

観劇が楽しみなだけでなく、「観劇に行くこと」までが楽しくなってくるのです。

遠足を楽しみに待つ子供と同じワクワク感です!

 

好きなジェンヌさんに「会いに行く」気分になる

こちらが一方的に拝見させていただくので、無論「会う」わけではないのですが

組に1人、あの方が素敵…!と思う方がいるようになると

「あの方にお会いするのに、こんな不恰好な自分ではいけない…!」と、謎の勘違いが生まれます。

 

しかしながら、これが本当に効果絶大です。

 

明日、望海さんに会えると思うと、楽しみで楽しみで、ドキドキしますし

夜はパックなんてしてしまいます。

普段あまりやらない高級トリートメントで髪をうるツヤにしたくなります。

 

さながらデート前日の乙女に簡単になれます。

 

それくらい、望海さんはお美しく、格好良く、無邪気な面もお持ちで、素敵で憧れの存在であるのです…!!!!!(さりげなく贔屓を発表するスタイル)

 

女性らしいから「スカート」をはくんじゃない。観劇ファッションの選択肢のひとつ。

同性愛者ということではないのですが、どうも「女性らしい」と言われることに抵抗感があって「女性らしい」ことをするのも好きではありません。

スカートやワンピース、フリル、キラキラした小物なんか「女性らしさの象徴」みたいでずっと嫌でした。

 

そんな中、宝塚歌劇は「男性らしさ」「女性らしさ」を追求する劇団です。

男役は、男より男らしく、そんな男役を引き立たせるために、娘役はより女らしくあります。

 

そんな最上級の「らしさ」を目の前にして

自分の思っていた「女性らしさ」なんて簡単に崩れ去ります。

 

らしさは見た目だけじゃない。私がスカートをはいたからって、美容に力を入れたからって、手に入りません。それはただのライフスタイルの選択肢でしかなかったのです。

 

 逆に、スカートをはいただけで女性らしくなれるのならば、娘役さんに土下座すべきである。

 

このトップスにはスカートの方がもっと似合うかもしれないし、スカートの方がお気に入りの靴がより引き立つかもしれない。

そうやって、ファッションの選択肢のひとつとして受け入れられるようになりました。

 

歌広場さんの名言は真実ですので、ぜひ一度ご観劇を。

「宝塚は美容法。観に行った翌日は肌ツヤが良くなる。」

何事も摂取しすぎは毒となる場合もございますが。

 

この魅力は伝えても伝えきれないほどにあります。

単純にお芝居、歌、ダンスを楽しめることはもちろん。

私のように人生観を変える可能性をも秘めております。

 

皆様ぜひ、観にいらしてください♪(ジェンヌさんが1番言うセリフです)

 

余談:宝塚を好きになると言葉遣いが美しくなる。

お衣装、お稽古、ご観劇……普通に言えるようになりますよね……

 

会社での言葉遣いも、なんだかジェンヌさんに寄っていきます。

宝塚を好きになる前と後じゃ、日常の丁寧語や敬語が全然違うのを実感しております。

(ただ奥ゆかしさのための不思議な日本語もありますけど)

 

身も心も美しくなれますので

皆様ぜひ、観にいらしてください♪