333日間(仮)とにかくやってみます。

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資格0、スキル0、三日坊主OLが会社を辞める(仮)までの333日間

【就活】デザイン系学生に伝えたい!一般企業就職のススメ

 

いつの間にか「普通のOLさん」と化している事実がまだ受け入れられない、くりんです。 AB型魂に火がついた。「普通」が苦痛!! そんな日々をあと295日(仮)で打破しようとするブロクです。

 

元デザイン系学生のくりんです。

インテリアデザインを勉強していました。そしてデザイナーを夢見ていた日々もありました。

 

今は一般企業で働いて6年になります。(紙屋さんです)

 

でも全然後悔してないし、むしろデザインの勉強が役に立ちまくってる。

しかも、私の能力を会社が必要としてくれています。

 

日頃、仕事上で、課題や卒制に追われる学生さんをたくさん、たくさん見てきました。就職に悩む学生さんも、たくさん見ています。

 

でもね、デザインを勉強したから、デザイナーにならなくてはいけない?

 

否!!!!

 

むしろ一般企業めっちゃオススメだよ!っていうことを伝えたいんです。

そして、私が、あなたが、学生の時に勉強してきたことは、一般企業でも絶対に役に立つよ!って大声で言いたい。

 

 

「デザインが出来る」ってだけであなたは企業に必要な人材 

デザイナーは必要としていないけど、デザインは必要とされている

そもそもね、儲かってるデザイナーってどんな仕事してると思う?って考えれば簡単なことなんです。

 

それは「企業を相手に仕事してるデザイナー」なんですね。

「企業はデザイナーに仕事をお願いしている」それって逆に言うと「デザイナーの力を必要としている企業がある」ってことなんですよ。

 

あなたが、少なくとも1年、2年。長ければ4年、6年。デザインに携わってきたっていう、ただそれだけで、「企業に必要とされている素質を持っている」ってことなんですね。

 

デザイナーを夢見て勉強してきたのに…一般企業に就職するなんて…とお思いになるかもしれません。

 

ただ、はっきり言いますけど「デザイナーになること」を目標にしている学生さん多すぎ!(おばさんの勝手な見解です)

デザイナーになるか、ならないか、じゃなくて「自分の持ってる力を発揮出来る場所」を見つけよう?

 

デザイン系学生だった私が一般企業に入社するまで

自分の力を活かすため どんな業種や職種を狙っていたか

当時のスペック

私は大学でインテリアデザインの勉強をしていました。内装のデザインはもちろん、建築やエクステリア、テーブルコーディネートまで、幅広くかじった感じです。

資格は特に無かったです。

 

使えるソフトはIllustratorPhotoshop、CADも少しだけ。でもどれも、特別めっちゃ出来る!ってわけじゃ無かった。

 

商品開発・企画の仕事

すごく上から目線ですが、一般の学生相手なら、自分の方が「デザイン性に優れたもの」が提案できるだろうなって思ってました。

企画書作ったりするのにも、絶対わたしの方がカッコイイの作ってやれるぜ…!!とか考えてましたね〜若い〜

 

販促部門・営業推進部門

アルバイトをしている時に、チラシやPOP作りを任されていた経験があり、とても楽しかったんです。なので、販促部門なら同じような仕事がないかな?と思ったんです。

商品開発じゃなくても、ノベルティを作ったりするのも楽しそうだな〜って。

 

インハウスデザイナーがいる会社

デザイナーには憧れていたけれど、自信が無かったっていう心の弱さもあって、一般企業だけど、実はデザイナーも募集してなくはないよ?今は募集してないけどデザイン部門もあるよ?っていうところを探しました。

 

当時もインハウスデザイナーの間口は狭かったもですが、とりあえず一般枠で内定もらいつつ、もしかしたらデザイン部門に移動とかあるんじゃね?っていう期待もありました。

 

デザイナーと関わりの深い会社

紙や布などの素材に関わる会社、それを加工する会社など。物を作ることに関係する会社は、デザイナーが必要としている会社ですよね。

 

そもそもデザイナーを客にしているような会社に入れば、うまいことデザイナーと仕事できるんじゃね?しいては、デザイナーと顔見知りになれるんじゃね?もっというと、これってデザイナーになる上で必要な「横のつながり」ってやつじゃね?

 

そういうちょっとした邪念です。若い〜〜

 

就活で気をつけたこと 面接の時にポートフォリオを持っていけ

なんでかって、一般企業でそんなもん出してくる学生はほとんどいないからです。私も同じ面接を受けた人たちの中で、ポートフォリオを持ってきてるような子は一人も見ていません。

 

でも、人と違うことをするってことは、それだけで自分のことを強く印象付けられます。

 

別にデザイン事務所に持っていくような凝った物は必要ありません。課題でやってきたものをまとめてファイリングするだけで十分です。

その会社がデザインに興味あるか、無いかは別にしても、百聞は一見にしかず。「4年間バイト頑張ってきました〜」っていうより圧倒的にウケが良かったのは事実です。

 

技術者であることを売りにしよう

ポートフォリオもそうですが、IllustratorPhotoshopが使えることも積極的にお話ししましょう。デザインに関わっていなければ「何のこと?」で終わりますが、そこに食いつくということは、少なくとも日常業務でイラレ・フォトショを使用している・使用したことがあるということです。

 

その反応で「デザインを必要としている会社」をあぶり出すこともできますよね。しかも、そんな会社に「デザイン勉強していた子」というイメージが強く付いたら大成功です。

知識として理解しているだけでなく、あなたはデザインが出来るという「技術」を持っているのです。それだけであなたの魅力なのです。

 

デザイン系学生だった私が一般企業に入社したあと

結局どんな会社に入社したのか

私は最終的に紙屋に入社しました。それもデザイン性の高い紙を扱う会社です。

  • デザイナーとの関わりも強く
  • 自社のブランド力にも力を入れているし
  • 企画・推進部門もある
  • インハウスデザイナーがいない会社

 

あれ?ちゃっかりデザイン部に移動狙ってたのでは?と思うかもしれません。

ただ、これは入社してから気づいたのですが「インハウスデザイナー」いない方が「ライバルが少ない」ってことなんですよね。

 

デザインに関わってる人が少なければ少ないほど「私の能力が重宝される」のです。

 

一般企業に就職した今の私の仕事

1年目、2年目は営業部で受注業務を主にやっていました。

全然、デザイン関係なかったwww

 

でも「デザインを勉強してた子」という印象付けはずっと意識していました。先に書いていたように、これは就活の面接の段階からずっとです。

 

すると、全く別の部署から「くりんさんってイラレ出来たよね?」と声をかけられるようになりました。デザイナーさんから頂いたデータのチェックや、使い方わからないんだけど〜〜〜!っていうおじさんに呼ばれて、いつも飛んで行ってました。

 

そして3年目に販促部に移動が決定!

この部署ではデザイナーさんと直接お会いするような仕事もしています。社内で出力するようなチラシやPOP制作を任されたり。営業部の商談用にモックサンプル作りもします。デザイナーに外注するほど予算がない場合は私デザインしちゃったり。

 

IllustratorPhotoshopを必要とする仕事は、ほぼ私が担当します。

 

デザイナーじゃないけど、勉強したこと、ちゃんと活かせてるやないかーーーーーい

 

一般企業就職のススメ

デザイン系学生よ、こんな企業は狙い目!

  • この企業のウェブサイトはデザインに力入れているな…!
  • 企業パンフレットが見やすい、分かりやすい…!
  • お店のPOPがすごくオシャレだ…!
  • でもインハウスデザイナーがいない会社

 

デザインを勉強してきたことで「ああこれは素敵なデザインだな…」って感じ取る力が人より身についてるはずです。

そのアンテナをフルに使って、少しでも「デザインの仕事に結び付けられる会社」を探ってみてください。

  

そんなヌルい仕事してらんねーっていう意識高い学生へ

企業舐めてんじゃねえ。

 

嘘です…(*´ω`*)へへ

 

行く行くはデザイナーに…!って思ってる人にも、いわゆる「一般企業に就職すること」を凄くオススメしたい。

 

基本的なビジネスマナーはもちろんですけど、例えば営業の仕事なら、自社の製品を営業する力、売り込む力が備わります。それって、自分がデザイナーになって、自分の能力を売り込む時にも必要不可欠ですよね。

 

いつかは企業を相手にデザインの仕事してやる!っていう時に、企業が求めているものや、企業の仕事の進め方を知っている、っていうのはかなりの強みになります。

 

どうか企業に好かれるデザイナーになってください。

 

正直、一般企業舐めてるような、いけ好かない学生さんは、痛い目みろ、このやろーって思ったり思わなかったりしてます(*´ω`*)へへへ

 

お付き合いのあるトップクラスのデザイナーさんでも、もともとは普通の会社員だったた方もいらっしゃいます。

経験の長さも大切なのかもしれませんが、「どんな経験も活かせるか、活かせないか」の方がもっと大切だと思っています。

 

まとめ「デザイン勉強した」って事にもっと自信持ってほしい

デザイナーに憧れて、結局デザイナーにはなっていないけど、デザインを勉強したことを後悔したことなんて一度もないです。

 

むしろ「自分の能力を認めてもらえる環境にいられて幸せだなぁ」と感じています。

 

やっぱり、どうしても、デザイナーになりたくて、でもデザイン事務所の間口が狭くて悩んでる学生さんへ。

 

どれだけ素晴らしいデザインが出来るかどうかじゃ無くて、ちゃんと自分の能力を発揮出来る舞台にいるかどうかっていうことも大切なので、思い切って一度企業に就職してみるのも良い経験になるのではないでしょうか?

 

そして、いつか企業と良いお仕事できるようになってくださいね!